ギア坂路で切れ味を披露/AR共和国杯
<アルゼンチン共和国杯:追い切り>
ジャパンCの前哨戦、アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500メートル、8日=東京)の最終追い切りが4日行われ、京都大賞典2着のスマートギア(牡4、栗東・佐山)が坂路で12秒9の切れ味を披露。絶好調ぶりをアピールした。
重賞タイトルと賞金加算へ、スマートギアが坂路ではじけた。しまい重点のため全体時計は55秒1と地味だが、最後に追ってからのギアが違った。ラスト200メートルは12秒9。猿橋助手は「もう出来上がっていると思って、あまりやらなかった。状態はいつも安定しているからね」とまずまずの感触をアピールした。
この日の馬場は深くてかなり脚を取られる。「短距離馬ならともかく、中長距離馬には攻めが大変」と嘆くほど重い馬場だった。その中で見せた切れが味が、この馬の好調ぶりを物語っていた。
今夏の準オープン降級後も愚直なまでに自分のスタイルを貫いてきた。その結果がようやく前走の京都大賞典で発揮された。メンバー最速の33秒8の末脚で2着に強襲し、あらためて重賞級の切れを印象付けた。ただ、現状では今後のG1出走も苦しい状況。「ここ1戦辛抱してくれたら。何せ賞金が足りないからね。とにかく良馬場が条件。東京は勝っているし、左回りでは惨敗していないから」と同助手は期待を込める。G1へ出走するため、力ずくで重賞タイトルをもぎ取ってみせる。
[2009年11月5日9時16分 紙面から]
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