カンパニー音無師仕上げ自信/マイルCS
<三上広隆の切り札登場:マイルCS>
カンパニーはこの秋に一気に経験値が入り、レベルが10近く上がった感じだ。
馬にも充実があるとすれば、カンパニーはまさにその中にいる。「天皇賞(秋)を100とすると、今回も100。状態は間違いなくいい」と音無師は言い切った。2、3年前に今の状態にあったら、もう少し早くG1を勝っていたかもしれない。それくらいの状態にある。マイルという距離についても「ダメというレッテルは張らなくていい。重賞も2度勝っている」とまったく不安に感じていない。力が5上がり、素早さが3上がり、運のよさも6上がった。それが今のカンパニーだと思う。
運のよさといえば、今年はマイルのスペシャリストがいないのもポイント。過去のマイルCSの結果を見ると、タイキシャトルやデュランダルという抜け出たマイラーがいる年以外、勝っているのはほとんどが2000メートル以上に実績のある馬だ。それはこの10年の連対馬を見るとよく分かる。連対20頭中8頭が天皇賞(秋)からの参戦組。そして今年のメンバーで最も2000メートルに実績のある馬といえば、天皇賞を制したカンパニーだ。
対抗は、最後までどちらを本命にしようかと悩んだ外国馬のサプレザ。現段階で日本馬の中にマイルのスペシャリストはいないと思うが、この馬はその可能性がある。何より陣営が勝ちに来ているのが怖い。逆転もありそうだ。▲以下はスペシャリストになる資質を秘めた馬になった。順調にいけば来年のマイル戦線を引っ張るのは、この馬たちだと思う。
[2009年11月22日6時43分 紙面から]
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